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池澤 夏樹:真昼のプリニウス

真昼のプリニウス (中公文庫)真昼のプリニウス (中公文庫)
(1993/10)
池澤 夏樹

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なんだか、このブログは池澤夏樹著の読書日記になってきたような気がするのだけれど、
好きで読んでいるので仕方がない。
これも古い作品をいまさらのように読んだもの。
話の中に携帯電話は出て来ないし、ちょっぴり古めかしさを感じるけれど、
懐かしさとは違って、そんな20年ほど前の世界によさを感じてしまった。

...というのはとっても副次的なワタクシの感想で、
物語自体はとても池澤さんらしいものだった。
いろいろなものが中途半端、でも、それが多分狙いなんだろう。
気に入らない人は、結末自体、物語の終わり方自体が気に入らないに違いない。
でも、池澤さんは読者に「物語に入り込む余地」を残してくれているような気がする。

個人的にいろいろ感じたことのひとつ。
主人公の女学者と、いま風にいればモトカレとの関係。
ワタクシだったらこの関係はとてもしんどいだろうな、ってこと。
ワタクシも一応仕事を持って経済的も自立できる女であるけれど、
この主人公のような自立心には足りない。

そして、押しつけがましく言えば、
就職に悩んでいる女子学生と恋愛に悩む女子学生に読んでほしかったり(笑)
これを読んで何かを得られる人は、いまの悩みは乗り越えられそう。

無責任な託宣です。
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[ 2011/06/06 07:00 ] 池澤 夏樹 | TB(-) | CM(0)

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